小さな結婚式


先週の木曜日、このそな~れで小さな結婚式が開かれました。

どちらかというと(?というよりかなり?)平均年齢の高いこの建物で結婚式だなんて意外な出来事かもしれませんが、実は、寿退社をする職員がおり、お別れ会として手作りの結婚式を開くことにしたのです。

「お別れ会を結婚式にしよう」ということに決まってから、準備担当者はなんだかそわそわ。本人に当日までばれないように、衣装やプレゼント、余興や段取りなど手分けをしながらこっそり準備を進めていきました。なんとドレスは貸衣装屋さんがいらなくなったからとタダで提供していただけたんですよ!!!(もらいにいった職員が自身の結婚式以来の数十年ぶり?くらいにドレスを試着しちゃったり…(笑)ほんと内輪ネタで申し訳ないですが、本当におなかを抱えて笑える出来事が満載の準備期間でした。)

当日。

当の職員にネタばらしし、ドレスを着てもらいました。新郎役は当日泊まる予定だった男性ご利用者にお願いする予定でしたが、ご都合により宿泊がキャンセルとなり、ショートカットで背の高い女性職員が男装で担当。神父役は一番年上の男性スタッフに、ばりばり日本人なのになぜか英語なまりな日本語で誓いの言葉をやってくれました(笑)

そして、披露宴。新婦はお色直しでカラードレスに!みんなで仕出しのお弁当を食べたり、余興を楽しんだり…余興も、今思い出しても思わず笑ってしまいそうなくらい…KARAが来日してくれたり、そな~れの伝統芸(?)おっぱい踊りのおっぱいに利用者さんが大興奮したり、利用者さんが次郎長親分扮して歌を披露してくれたり…老若男女、みんな大笑いの宴会でした。

最後に利用者さんお一人お一人からミニ花束を手渡して大きな花束をつくり、新婦からの言葉。本当に”わが家”からお嫁にいってしまうようで、ご利用者のかたもさみしくなるよと涙なみだの最後でした。

手作りだから、素人まるだしな出来なところも多々あったけれど、だからこそとっても人の手のぬくもりを感じる温かな会でした。でも宴会はたのしかったなぁ。今度はこれで忘年会か新年会をやろうっていってたけど…う~ん余興のハードルが高いっす。