こどもの頃、わたしのところにもサンタクロースがプレゼントを届けに来てくれました。24日の夜はわくわくしてやっぱり寝付けなくて、25日の朝はどきどきしながら起き出したしたものです。クリスマスのプレゼントは、誕生日プレゼントなんて存在しない我が家でもちろん貴重な存在だったけれど、それ以上に寝ている間にトナカイのそりに乗って空からやってくるというストーリーにしあわせな気持ちを届けてくれました。
そんなクリスマスシーズン、サンタクロースの工場のように、そな~れでもせっせとプレゼントを作っています。
そな~れからおとなりのこども園へ。皆さん手作りのクリスマスカード。
皆さんに一言メッセージも書いてもらいました。
「なんてかいたらいいだ」って頭を悩ませながらでてきた言葉たち。
「なかよし こよし」 うんうん。
「ともだちとなかよく」 うんうんほんとにそうだ。
「べんきょうするときも ともだちとなかよく」 そうだね。勉強するときも忘れちゃいかん。
「ともだちとなかよくしてくれ」 おっ”してくれ”がつきました。ちょっと懇願。
試作を作ったとき「あそびにきてね」とギブ&テイクで子供たちに来てもらおうってことしか思いつかなかった利己的でうすっぺらなスタッフの脳みそとはわけが違います。
「かぜをひかないようにげんきでいてね」 そんな季節でございますね。
「せんせいのいうこと よくきくこと」 そうだそうだ。
「おやのいうことも よくきく」 …はい。
「いつもえがおをわすれず」 うん。そうだよな。
「じぶんをだいじに」
涙がでてきました。
言葉たち、3歳から6歳のこどものこころにどんな風にうつるのかわからないけれど、クリスマスカードのお手伝いをしているスタッフを、毛布のようにあたたかく包んでくれました。
皆さんのクリスマスカードをおとなりへ届けにいきたいと思います。
寝静まった夜でも、空飛ぶトナカイでもないけれど、そな~れサンタクロースの使者として、袋にいっぱい皆さんの言葉と気持ちをこめて。