懐中電灯night


昨日の台風はすごかったですね。風にあおられたトタンが庭に飛んで来たり、網戸がガタンガタン往復したり。少し恐怖を感じてしまうくらいでした。皆様のところはいかがだったでしょうか。無事過ごせていますでしょうか。

そんな中、そな~れのある三保地区の一部では停電となりました。そな~れももちろん停電。2時前くらいから停電となり、「いや困る」なんて言いながら、それでも日中なので、まだまだ手元もそこまで暗くない中過ごしていると、3時半ごろに復旧。「あぁよかった。暗い時停電じゃなくて」っていってほっとしていたのもつかの間。第2の停電になったのです!!

「あれまぁ」

ほんとうにそれが素直な感想。これからの時間帯は暗くなる一方です。どうしたものか。日中だけ利用に来ている方を無事ご自宅までお送りすることができるのか?まずはそこが大きな問題。ご利用者の安全が第一なので、万が一台風で送る時間が遅くなった場合は、その分夕飯を用意しないと!そんなことを言いながら、あちこち連絡したり、準備したり・・・

食事スタッフの私としては、ご利用者数が増えてもいいように準備しながら、できるだけ早く夕飯の支度をしてみんなで少しでも明るい時間に夕飯を食べることができたらいいなぁと、回転あげて支度をしました。

4時半ごろには風は残るものの雨が止んだので、今がチャンスとばかりに、ご利用者を送り出すことができました。ほんとによかった。

しかしまだまだ停電は復旧せず・・・。できるだけ窓辺に机を移動し、できる限り外の光のある席にしたり、夕食の支度も懐中電灯の元、野菜を切り・・・それでも夕闇はどんどんせまってきます。いつもより早く夕食をスタートしますが、本当に手元はまっくら。懐中電灯やランタンを机におき、食事をしました。

CO2削減の運動で日にちを決めてのキャンドルナイトというのがありますが、昨日は本当に懐中電灯ナイト!ちょっとキャンプみたいでしたが、ご利用者にとっては手暗がりで食べ物を箸でつまむのは一苦労。ランタンの近くにお皿を持って行って、目を凝らしながら召し上がっていました。

なんとか夜中の3時半ごろには停電自体は復旧したようですが、電気に頼っている生活であることを感じましたし、いろいろ防災面で準備をしているつもりでも、いざとなってみると、いろいろ問題点やスムーズに行動にでなかったりと課題も見つかりました。”いい経験”にしていきたい一日でした。