寒中見舞い申し上げます。


前回のひびのおとへの投稿から、少し時間が経ってしまいました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

そな~れでは、365日、24時間の営業となり、そな~れとしてそな~れの施設で初めてお正月を迎えました。年末から、どんなお正月になるのだろうかと、スタッフもいろいろと想像しながら、利用者の方々に、少しでもお正月らしい、ハレの気分であり、そしてお休みモードな時間を過ごしてもらえたらな、なんて思いながら、お正月が来るのを待っていました。

しかし、初めてのお正月は、そんな風には過ごすことができませんでした。

ひびのおとへの投稿に時間が経ってしまったのは、本当にバタバタとした日々であったということもありますが、私自身、投稿しなければという気をふるいたたせることに時間がかかってしまったように思います。

すでにご存じの方もいるかと思いますが、1月1日より、そな~れでは”感染性胃腸炎”が発症、拡大し、収束傾向になるまで約2週間ほど、そしてようやく先週ごろから、いつもどおりのそな~れとなってきております。

大変前置きが長くなってしまいましたが、まずは、この感染性胃腸炎の発症により、実際にうつってしまったご利用者様、またご利用者さまを通じてご家族の方への感染、感染縮小のための休業によるご利用の中止など、本当に関係者の皆様にご迷惑、ご苦痛をかけてしまい、心よりお詫び申し上げます。

職員や業者など、どうしても外部からこのような感染症が持ち込まれてくるリスクというのは常にあると思います。しかし持ち込まれ発症してしまったとき、それを、そこだけでとどめることができなかった私たちは、この施設を運営するにあたり、まだまだ未熟なのだと思います。

発症してから、とにかく拡大しないよう、手袋やマスクの着用、処理したものの廃棄等、食い止めるということに必死に取り組みましたが、指の間から砂が零れ落ちてしまうかのように、一人、一人と発症者がでてきました。

これでは、このままではいけないと、専門の清掃業者の方に依頼することとしました。清掃の仕方を教えていただいたり、どうしても素人では難しい個所については処理をしていただいたりする中、なんとか状況として落ち着いてきました。

今回の出来事を通じ、私たちこの施設に預からせていただいているものの大きさを改めて感じさせていただきました。そしてその分、私たちが崩れてしまえば、ご利用者の方、ご家族の方に大きなご迷惑をおかけしてしまうことを痛感しました。

ただそれは言い換えれば、その分だけ、ご利用者の皆様、ご家族の皆様、他関係者の皆様と喜びや感動を共有できるということなのだと思います。

共育庵。共に育つ場所。

どちらかというと、皆さんに育てていただいているところ。

この度おかけしたご迷惑を必ずしや成長につなげていきたいと思います。

今、職員は、今までの掃除では足りなかった!!と毎朝、毎夕、せっせと施設内を磨きに磨き、掃除に勤しんでおります。季節がらインフルエンザの心配もありますが、ご家族のみなさんが安心して預けていただける場所となるよう、日々一つ一つを大切に取り組んでいきたいと思います。

皆さんとより多くの喜びや楽しみ、感動を共有していきたいです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。